柏原けんび接骨院

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野球による肘の痛み

一昨日お見えになられました大学生の野球選手の症例です。

3ヶ月ほど前から投球時に肘の内側に痛みが出始めてホームページにて当院に来院されました。

まず、全体のバランスチェックはと….

⑴背部の起立筋のパワーバランスが良くない。

⑵上肢の挙上検査も右上肢が120°辺りから痛みがでる。左上肢は何とか耳までは着くがキツそう。

⑶腰痛も出る時がある。

他にも問題点があるがまず腰部からの調整から入る事にしてみる。

腰痛の場合、必ず下肢の筋の状態を見る。主に下腿三頭筋、前脛骨筋、ハムスト、大腿直筋、大腿筋膜腸筋、長脛靭帯、臀筋群。

調整後に投球動作をやってもらう。痛みがMAX10なら調整後は5までになる。

やはり腰痛は関係あったが、投球動作をよく見て見ると何かおかしい。下肢から体幹への連動性と言うか、パワーが伝わってない印象があった。

再び調整後に確認して見た。本人も何か力が入れやすいという感想だ。痛み5〜3位。

初日なのでこの辺りでも充分だと感じたが、週末の試合に何とか間に合わせたいとの要望があったのと、明日明後日は投球は行わないことを約束してもらい調整に入る。

続けて上肢の調整に入る。手首から肩にかけて連動性をつける。

続けて痛みの出る部位にピンポイントで治療を行う。タオルも持ってもらい投球動作をやってもらう。

痛み3〜0。念のため20投球やってもらうが大丈夫とのこと。

本人に今日はこの位で充分だと伝え終了する。まだまだ実際に硬式のボールで投球していないから完治してないことと、MAXで投げてないので治療は終わりではない事を伝え終了。

予定として次回の来院時には8割投球できる位まで調整する。

やはり全身を診ることと、実際の動きの中で見ていく事が重要である。

 

 

 

 


2018.6.21

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