捻挫、打撲について
こんにちわ。
スポーツの現場で頻繁に出くわすのが捻挫や打撲。
一般的にここでトレーナーやご本人で行う応急処置がRICE処置です。
Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)
昔から痛みがあったら冷やしましょうという事を教わりましたね。
間違いではありません。Elevation(挙上)以外は。
スポーツの現場では
まず安静はしない。少しくらいの痛みなら動かしましょう。
次の冷却はしない。本来人間が持っている治そうとする治癒力を阻害します。逆に冷やすと治りが遅くなる。
次の圧迫も極力やらない。動かした方がいいので圧迫固定は行わない。
海外のスポーツの現場ではもはやこれが当たり前になってます。
日本は今だに昔の識にとらわれている事が多いです。
事実、当院に来られる患者さんは3分の1のスピードで治って行きます。
全然違いますよ。1週間後の試合に間に合わせるのであるならば固定していては間に合いません。
一般の方なら時間がある場合が多いのでゆっくり治していけばいいですが。
なかなか人の持っている治癒力はすごいですよ。
2020.1.24